
なんやかんやありまして、
私のせどり歴も2年を超えました。
これまでの実体験による
思考や手法の変化を何回かに分けて解説していきます。
せどりの完全解とまでは言いませんが、1つの例として参考になる部分があると幸いです。
基本的には電脳と店舗しか運用していないので、「電脳」「店舗」「総合」の3部構成で解説していきます。
輸入や中古も手を出したが、完全に挫折しました。
この辺は向き不向きがあると思うので、電脳や店舗が輸入中古よりも優れているというわけではないということはご承知おきください。
あくまで私には電脳や店舗が合っていたというだけの話ですね。
これからせどりをスタートする方は、色々実践しながら自分に合った手法を体得していきましょう。
今回の記事は、あくまで私にとっての最適解というイメージですが、考え方の根幹の部分は応用が効くと思いますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
電脳せどりの特徴
せどりとは、
「商品を安く仕入れて適正価格で販売し、その利鞘を得る手法」
でしたね。では、
電脳せどりとは
「ネット上で仕入れが完結するせどり」
利益率は10%前後と低めだが、作業量が少なく必要経費も抑えられやすい。
自宅で全ての作業が完結できるので、雨風に影響を受けることなく運用でき、本業の合間や主婦業の合間にも差し込むことが可能。まさに副業向きのせどりと言えますね。
PCはデスクトップの大きな画面を推奨
1つの画面の情報量がそのまま作業効率に繋がることが理由ですね。
リサーチは数十回、数百回と同じ動きを繰り返すので、マウスも良質なものを選びましょう。
特に、スクロールの動きやボタンの数は重要。
ロジクールのマウスがおすすめ。売上に応じて少しずつ良いものに買い換えていきましょう。
ツールはダントツでKeepa
ツールはダントツでKeepaがおすすめ。
商品や数字の管理はプライスターが最強。
詳しくは、ゴマちゃんのブログを読みましょう。せどりの教科書と言えるレベルでおすすめです。
次に電脳せどりと店舗せどりのメリットとデメリットを比較してみましょう。
電脳せどりと店舗せどりの比較
電脳せどり
メリット
- 自宅で作業が完結できる
- 納品時のダンボール、緩衝材が使える
デメリット
- 全体的に利益率が低い傾向にある
- 運動不足になる
- 腰、お尻を痛めやすい
利益率は低いが、自由な時間が多く取れ、必要経費も抑えやすいという印象。
店舗せどり
メリット
- 全体的に利益率が高い傾向にある
- 商品の相場感を養いやすい
- 店と仲良くなると美味しい話を回してもらえる可能性もある
デメリット
- 車が必要になるケースが多い
- 車の維持費、ガソリン代、梱包資材など必要経費が多め
- 店舗によっては嫌な顔をされるので、メンタルにダメージがある
廃盤などの、お宝商品が発掘しやすいので利益率は高いが、実際は必要経費が高くつきがちという印象。
家電量販店は特に店員の目が厳しいので、ドンキホーテやホームセンターがおすすめ。
直近では、エディオンの転売に対する目が厳しくなってきている印象ですね。
電脳せどりの特徴を深掘り
では、ここからは電脳せどりの特徴を1つずつ深掘りしていきましょう
電脳せどりのメリット
自宅で作業が完結できる
これは最大とも言えるメリット。
副業として優秀であり、主婦業とも相性が良い。
子どもを送迎した後の日中や、寝かしつけ後に作業が可能。
本業の合間でも作業が捗る。
- 通勤前に発注作業
- 帰宅後に納品された商品を梱包して出荷
- 就寝前にリサーチ、帳簿作業
こんなルーティンが可能です(実際やってました)。
作業時間に比例して売り上げは上昇しやすいが、自分のペースで無理のない量に調整できるのが良いですね。
納品時のダンボール、緩衝材が使える
これは実際に運営してみて気がついた大きなメリット。
ネットで発注をかけて発送してもらう仕組み上、商品は完璧な梱包状態で自宅に届きます。
(一部例外あり。適当な梱包をしてくる業者はブラックリストに入れておこう)
緩衝材やダンボールはそのまま再利用可能。
緩衝材は色紙や新聞紙を使ってくる業者もいるが、エアーキャップを使ってくれる業者も多数いるので、本当にありがたい。
Amazonの規定に則り、商品に応じて緩衝材は使い分けましょう。
電脳せどりのデメリット
全体的に利益率が低い傾向にある。
ある程度商材にもよるが、楽天せどりやヤフショせどりをしている人には逃れられない運命と言える。
理由は、
「誰でもその商品に辿り着けるから」
特定の有料卸業者と繋がったり、OEMをしない限りはどうしても供給過多になりがち。
価格競争がある程度起こるので、販売価格が下降しやすく、最終的な利益率に影響を与えることになる。
リサーチの練度が増せば、競争率の低い商品も見つかるようになるので、初期は利益率10%程度を目安にしてコツコツ下積みして行きましょう。
運動不足になる
通勤が無いのは良いことだが、人間が自然に活動している動きは意外に運動量が多いと思い知らされる。
専業せどらーになると1日の大半を椅子の上で過ごすので運動不足は逃れられない。
よって意識的に運動する必要が出てくる。
スポーツジムは毎月の支出が経費にできないので、近所を散歩したり自宅での筋トレがおすすめ。
(服装によっては不審者として通報される案件となるので、明るめの服装で挑もう笑)
腰、お尻を痛めやすい
腰とお尻は最大限に注意が必要。
腰は1度壊すとなかなか治らないし、痔に関しては癌やポリープの危険性もある。
(実際私はポリープの切除経験がある。度々お尻から出血もしている笑)
昇降デスク、ゲーミングチェア、円座などを活用して、快適な作業環境を整える努力をしましょう。
電脳せどりは自由な時間が多い反面、利益率が低く運動不足に陥りやすい傾向にある。
また、画面と睨めっこしている時間が長いので眼や肩にダメージも蓄積していきます。
これらのデメリットの最大の解消方法、それは
店舗せどりを混ぜること。
せどりの最適解とは
私が2年間せどりを運営してきて辿り着いた1つの答えです。
「電脳せどりと店舗せどりのハイブリッド」これがおすすめ。
要は両方の良い所取りをして、デメリットを打ち消し合おうということですね。
せどりの最適解はハイブリッド⁉︎
電脳せどりと店舗せどりは、双方のデメリットを打ち消しあえる。
今回は、電脳せどりと店舗せどりのメリットとデメリットをそれぞれ解説しました。
並べてみてみるとわかりやすいですが、双方のデメリットはそれぞれのメリットで打ち消せます。
しかし、電脳と店舗は全く違う手法のせどりなので両方の理解が不可欠。
次回は店舗せどりについて学び、両方を理解した上でハイブリッドせどりについて一緒に考えていきましょう。
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