FIREという言葉をご存知でしょうか?
Financial Independence,Retire Earlyの略です。
経済的自立,早期退職。
つまり,不労所得で毎月の費用を完全に網羅して仕事を早く辞めちゃおう!
ということです。
いやいや無理でしょ!そんなの一部の資産家や投資家にしかできない神業でしょ!
と、そうお思いのそこのあなた!違うんです。
キチンと計画的に実行すれば誰でも実現可能な再現性のある手法なのです。
今回はビバ夫さんが読んだ『FIRE最強の早期リタイア術』を元に
一緒にFIREについて学んでいきましょう★
FIREの仕組み
私の名前はビバ田ビバ夫。40歳自営業(自称)だ。
自分でお金を稼ぎ始めて感じたことがある。
これ,ゴールはあるのか?ということ。
会社員でなく,自営だと稼げる金額は無限に増えていくわけだけど,日々の時間とのバランスもあるし、何処までやったら良いのかわからん。みんなどうしてるんだ?寝る間も惜しんで大金稼いだとして、それをどうするんんだ???そんな疑問の中出会ったのがこの本。

著『クリスティー・シェン&ブライス・リャン』
訳『岩本正明』
『FIRE最強の早期リタイア術最速でお金から自由になれる最強メソッド30代で経済的自立を達成するための全技術』
題名はちょっと長いけど、ホントその通りの内容なので止む無し。
全体の構成としては著者のクリスティーさんが家族で一日44セントで生活する貧乏生活からFIREに至るまでの話。そして実際にFIREする仕組みからFIRE後の注意点、本人が行ってきた具体的な方法が書かれている。この本の通りにすれば、誰でもFIREできるよって本。じゃ、やるしかないよね!
FIREの仕組みはザックリこんな感じ
- 自身の毎年の支出額を知る
- その支出額を25倍した額を投資する
- 支出額の5倍を貯金する
- はいFIRE
結論から言うと、投資には『4%ルール』というものが存在する。投資金額の4%ずつを毎年取り崩しても30年後には96%の人が資産を残しておれるよってルール。これを使う。
つまり、自身の1年間にかかる支出額を投資金額の4%分で賄うわけ。だから支出額を25倍にして目標金額を設定する。その額に到達すれば完成って仕組み。
例えば年間支出200万円の人は
200万×25=5000万円
5000万円投資金額を貯めるのが目標になる。
支出の5倍を貯金するってのは、大暴落に備える現金での備えだ。投資してるとわかるんだけど、基本的に何年かに一回大暴落が来る。でも今までの歴史でその暴落が元に戻らなかったことはない。つまり、大暴落してもそのまま投資し続けてたらいずれ元に戻る(今までの歴史上は)ということ。だけど、FIREした後お金を稼いでいない状況で大暴落を食らうと一気にダメージを受けてしまう。それを防ぐのが現金だ。年間支出額の5年分を貯金しておけば、たまに来る大暴落をこのお金で防いで、投資資金にダメージが行かないようにするというわけ。素晴らしい。
年間支出200万円の人は
200万×5=1000万円
1000万円貯めるのが目標となる。
上記と合わせて6000万円(投資金5000+現金1000)これでFIREの出来上がりー!
5000万円の投資信託から4%ずつ(200万円)取り崩して生活して、大暴落がきたら取り崩しを辞めて現金で生活する。好景気に戻ったら株が利益を出しまくるので、受けたダメージ分の資金を埋め合わせる。
あくまで30年後まで資金が残る計算なので、それ以上の長生き計画の人は毎年計算し直して、今年から30年後の資金が残っているか算出し直し続ける必要あり。
これがFIREの仕組みだ。
次回はもっと掘り下げて、具体的な行動を見ていこう。
ではまた!
ビバ子のまとめ
FIREとは投資資金全体の4%以内の生活費で生活すれば30年間投資資金が保たれるという
通称『4%ルール』を利用した早期リアイア術です。
実際には投資を使わずに早期リタイアを達成した人もいますが、今回は割愛します。
まずは1年間の生活費を計算してみてください。
その25倍+5倍の額が最初の基準となる目標額です。
次回はそのハードルを超えるために具体的にする行動と、
ハードルを下げる方法を見ていきます。
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