せどりをやっていると、頻繁に直面する値下げ競争。
当然避けられるものなら避けたいと思うのが人情ですよね。
今回は値下げ競争の『避け方』と『受け止め方』を学んでいきます。
せどりをやっていく上では大切な考え方だと思うので参考になると嬉しいです★
値下げ競争はなんで起こるの?
私の名前はビバ田ビバ夫。40歳自営業(自称)だ。
値下げ競争と聞くとどんな印象をお持ちだろうか。
ヤバイ。利益がなくなる。なんならマイナスになる。売ってる人の人数が多すぎる。面倒臭い。
悪い印象がほとんどだ。実際、値下げ競争はヤバイ。何がヤバイって、関係している人たち全員が共倒れになる誰も得しない状況だからだ。唯一消費者は得をするので、こういう商品には買い手側で関わりたいものである。
月に30個売れる見込みの商品を500円で仕入れて1000円で出品したとする。900円で出品する人が60人出現する。そのまま放置しておくと自分の商品は売れない。900円で出品し直したとしても月に30個しか売れないので60出品者がいるとしたら売れるのは2ヶ月に1個のペースだ。これではヤバイと価格を890円に値下げする。すると他の出品者も即座に880円に値下げする。当然だ。考えることは皆同じ。そして悪魔のループが始まるのである。
値下げ競争が始まる原因は主に
- たくさんの人が知り得るキャンペーンで安く手に入る商品
- 新しいモデルが発売して型落ちとなった商品
- 季節後半の季節品
- インフルエンサーが情報を宣伝、公表した商品
①は楽天で言うとスーパーdealだ。誰で知り得る情報で同時期に確認される。利益がその時点で取れそうな商品ならほとんどの人がそれを仕入れる判断をするだろう。それはあくまで『スーパーdeal開始時点』での見込み利益であり、実際に商品が届いて販売開始する頃には他の人も販売を開始するので市場の需要に対して供給過多となり値下げ競争が始まり易い。スーパーdeal絡みだと初心者せどらーさんも多いので特に顕著だ。私も初月は何度もこのムーヴをして利益を損なったり、マイナスになったりした。
②の新モデルも要注意だ。何これ安いじゃんって大して調べもせず仕入れてしまうと悲劇を生む。安いってことにはそれなりに理由があるものである。新モデル、新機種が出ていないか、同商品についてしっかり下調べをしよう。
③は言わずもがな。扇風機やカキ氷機を涼しくなってきてから売るわけにはいくまい。お店がよくやっている季節品のセール時期に突入してしまうと値下げ競争は免れない。季節の中旬頃にはしっかり売り切っておくよう心掛けよう。
④はインフルエンサーがこれは利益出る商品ですよー!と紹介している時点で利益が出ていても、①同様みんなが同じ商品を仕入れて同じ時期に大量に売り始めるなら当然値下げ競争が始まってしまう。インフルエンサーの告知時点では確かに利益商品だったかもしれないが、彼らが公表した時点で誰もが知り得る情報となり、価値は下がっているのだ。株とかの情報と同じである。
このように値下げ競争が始まる商品には前兆がある。
キチンと見極めて、大切な利益を損なわないよう注意しよう。
値下げ競争を受け入れる
敢えて値下げ競争が起こるであろう商品を仕入れる方法もある。
例えば販売金額の推移を確認してみる




5月28日は16980円
7月22日は8975円
8月5日は14700円
8月24日は9999円
この商品は価格が一定周期で上がったり下がったりしている。下がった時の理由を調べるとスーパーdealによる需要過多での価格競争が原因だった。
このことから言えることは『この商品は価格競争後に適正価格に戻る(中期的には)価値のある商品』ということだ。
こういった商品は値下げ競争が始まったとしても競争に付き合わずに、また適正価格に戻ってきてから売れば良い。在庫を持つリスクはあるので大量にはできないが、覚えておいて損のないやり方だと思う。
今回はそんな感じ。ではまた!
ビバ子のまとめ
値下げ競争が起こる原因は
- たくさんの人が知り得るキャンペーンで安く手に入る商品
- 新しいモデルが発売して型落ちとなった商品
- 季節後半の季節品
- インフルエンサーが情報を宣伝、公表した商品
これらを感知したら値下げ競争を覚悟しましょう。
その上で価格が過去に元通りになった実績のある商品は仕入れてみるのも◎です★
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