世の中には無数の漫画がありますが
基本的には読み捨て的な構成となっております。
その中でも『買って何回も読む価値のある漫画』が存在します。
このコーナーでは元漫画化志望のビバ夫さんが厳選した
10回読んでも飽きない漫画を紹介していきます。
ちなみにここで紹介される漫画は
全てビバ夫さんが10回以上繰り返し読んでいる作品です(この変態!)
第1位 ヒストリエ 岩明均 アフタヌーンKC
私の名前はビバ田ビバ夫。40歳自営業(自称)だ。
20代までは漫画家を目指し、バイトで月に8万円分だけ稼ぎながら漫画をひたすら描いていた。
今と違って昔はケント紙にGペンや丸ペンを使ってインクで描くのだが、この消耗品がなかなかに高価だった。しかも私は下書きをした後でインクでペン入れをするのだが、その後の消しゴム掛けが大嫌いだった。手が疲れるからだw なので、ケント紙を2枚重ねにして下の紙に下書き、上の紙に光で写した絵を見ながら描いていたものである。よって1ページ作成するのにケント紙2枚消費するとんでもない浪費家だったのだw
そんな常時金欠な私がなけなしのお金を叩いてでも買っていた漫画。その後も生粋のニートとして常にお金がない状態の中で他の何を差し置いても優先して買っていた漫画。このコーナーで紹介するのはそんな漫画の中の漫画、神の領域に到達している至高の漫画だ。
厳選方法は
- 読み終わった直後にもう一回読みたくなる
- 読後感がヤバすぎて実生活に影響を与えるレベル
- テーマ性が強く学びが多い
- 要所のセリフをつい声に出して言ってしまう
- 描画、構図が個性的で一瞬で自分の絵に癖が移る
以上の条件を満たした上で割と誰でも知っている有名作品から選んだ。
映えある第一位は!岩明均作、ヒストリエ!!
岩明均といえば寄生獣も捨て難いが、やっぱり経験の賜物かヒストリエは完成度がヤバイ。
ストーリー、キャラクター、台詞回し、演出、構図、コマ割や表情などの細部に至るまで一切のスキがない。無限に読み続けることが可能な神漫画だ。他の漫画と同じ金額で売っているのが不思議に思えるレベルである。松本大洋なんかはその辺相当優遇されているが、岩明均は何故か普通枠でコミックスが出版されている不思議。あだち充作品にも言えるが、とにかくキャラクター同士の掛け合いがずば抜けて面白い。会話を読んでるだけで感動する。特に主人公が大人になってからの絶妙な立ち位置、立ち振る舞いは必見。
難点を挙げるとすると、この手の天才にありがちなのだが死ぬほど筆が遅い。度重なる休載は当たり前で、下書き状態で掲載されることもしばしば。冨樫義博、井上雄彦、岩明均の漫画は定期的に読めると思わない方がよく、読めたらラッキーくらいのスタンスが望ましい。全員完全に突き抜けた天才なので致し方ないと思おう。
現在11巻まで出版されていて、電子書籍版もある。
月刊アフタヌーンで連載中。
長くなってしまったのでこの辺で終わろう。
また機会があれば2位以降も発表していく。
そんな感じ。ではまた!

ビバ子のまとめ
買う価値のある漫画ランキング第1位は岩明均さんのヒストリエでした。
電子書籍版がオススメです。場所を取らないので。
ビバ夫さんの場所をとる書籍版コレクション1000冊は捨てちゃいました。テヘペロ★
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