amazonでお買い物をされているのは個人の方だけではありません。
法人の方が業務用に購入を考えているパターンもあります。
その場合、個人と違って複数個まとめて購入を希望していることがあるのです。
そのようなニーズに応えることによって
販促力をあげることが可能です。
やり方自体は超簡単です。
ビバ夫さんと一緒に法人設定について見ていきましょう。
これを見れば明日からあなたも対法人業者の仲間入りです★
法人設定・数量割引のメリット・デメリット
私の名前はビバ田ビバ夫。40歳自営業(自称)だ。
ある日、amazonからメールが届いた。
『貴社商品を閲覧している法人、個人事業主のお客様がいます』
なんとw
私の商品を法人の方が見てくださっているとは法悦の至り。
メルカリ販売がメインでやっていた自分としては驚愕の事実だった。法人が販売を考えることもあるのか・・・で、だとして何したら良いの?とw
amazonによると
『通常価格とは別に、法人価格・数量割引設定を適用させることによって法人・個人事業主のお客様からの売り上げが伸びる可能性があります』
とのことだ。
つまり、業者用の割引設定や、複数個まとめて買ってくれたら安くするよーってやっとくと、業者さんがガバーっと一気に在庫を攫ってくれる可能性があるよってことか。なるほど理解。
月に30個販売する力のある商品を10人が出品したら自分が売れるのは月に3個が平均となるが、法人設定によってその比率をぶっ壊せるのかもしれない。リスクとリターンを比較して実施を考えてみよう。
法人価格・数量割引設定のメリット
- 法人のお客様がつくことにより定期的に販売できるルートが確立できる可能性がある
- 法人おお客様が複数個まとめ買いすることにより在庫の回転率が上がる
- 同じ商品を同一の場所に送るので送料を値引き原資として利益率を行わない可能性もある
法人価格・数量割引設定のデメリット
- 大口登録をしていないと設定できない
- 単純に1個ずつ買われると売り上げは落ちる
- 設定とメンテナンスが必要
こんなところか。
メリットは、販売力、回転力の向上によりキャッシュフローが良くなる上、単純に月毎の利益が増す可能性がある。
同じ商品を同一場所に送る場合、例えば送料が1000円だとして同一商品を2人に販売したら送料は2回分の2000円必要だが、同一場所に送る場合は箱がやや大きくなったとしても1200円で送れる可能性がある。つまり経費が800円浮くわけだ。それを数量割引分に充てれば利益率を損なわないという仕組み。どの程度上手くこれがハマるかは分からないので計算が立ちにくいのが難点ではある。
デメリットは、大口登録をすでにしているのなら良いが、小口で登録している人は月の経費が単純に増すことになる。これは結構痛い。法人登録するためだけに4900円払うのは流石に良くない。法人登録以外のメリットを見つけて本当に自分に必要だと認識してから検討しよう。4900円/月は58800円/月だ。副業でやる人間にとっては大きな金額である月間利益をしっかり出せるようになってから検討するのがベターだと思う
法人価格設定してそれが1個売れた場合。通用価格1000円、法人価格950円、ならば単純に50円のロスとなる。これをどう考えるかも重要だと思う。法人価格にしたことによる売り上げの向上、数量割引の恩恵を数値化するのは初期段階では難しい。長期でデータを振り返って初めて立証されることになる。そういう意味では先にリスクを取る決断と言える。ノーペインノーゲインの法則により、先に痛みを取る選択も必要とは言えるが、そこは人それぞれだ。自分自身の環境、リスク許容度を元に一考してみてほしい。
最後に設定とメンテナンスが必要。これ結構重要だ。設定自体は簡単だが、今後は通常価格の変動とともに法人価格、数量割引価格も変動させる必要が出てくる。単純に面倒臭いwこれによるリターンがどのくらいになるのか?労力に見合っているのか??キチンと精査する必要はありそうだ。
法人設定・数量割引設定方法
最後に設定方法を解説しておく。
amazonの大口設定が必要なので、すでに大口設定は完了している前提で解説する。
検索エンジンに『amazon business』と打ち込むとamazonビジネス出品プログラム概要というのが出てくるのでクリック。
で、『さっそく始める』の下にある『大口出品アカウントを既にお持ちの方はこちら』をクリック。
ログインして設定を済ませよう。
あとはいつでも自分のamazonセラーセントラルに行って個別の設定が可能となる。
まずは、在庫管理ページの右上にある『設定;非表示』というボタンを押す。その中に法人価格という項目があるのでチェック。これによっていつもの在庫管理ページで法人価格設定用の項目が表示されるようになる。
在庫管理ページで販売価格を設定できるが、下にスクロールすると法人価格、数量割引の項目ができている。ここで数値を入力して設定しよう。法人価格は通常価格の5%減が目安らしい。通常価格を変更した場合は必ずここも変更する癖をつけよう。
以上!ではまた!
ビバ子のまとめ
法人設定・数量割引は売り上げ、利益を向上させる効果も期待できますが経費増のデメリットもあります。
メリット・デメリットをしっかり把握してご自身のリスク許容度と相談して判断しましょう★
メリット
- 法人のお客様がつくことにより定期的に販売できるルートが確立できる可能性がある
- 法人おお客様が複数個まとめ買いすることにより在庫の回転率が上がる
- 同じ商品を同一の場所に送るので送料を値引き原資として利益率を行わない可能性もある
デメリット
- 大口登録をしていないと設定できない
- 単純に1個ずつ買われると売り上げは落ちる
- 設定とメンテナンスが必要
コメント